メインイメージ

買取してもらうための準備

廃車を買取してもらうための準備

廃車を買取してもらうためには、色々な準備が必要になります。どうせ廃車をするのだからそのままでいいのでは、と思う人も少なくありませんが、この準備しだいによっては買取価格が大きく変わることもあるので、出来るだけしっかりと行いたいものです。

まずその前に、廃車買取であっても、実際には廃車した後どのように処理するかは最終的には業者に委ねることになるので、一般の査定を受ける場合と同様のことは行っておいた方が良いでしょう。査定の前に洗車をして、治せる小さな傷などは治しておいた方が査定額が高くなる場合があります。廃車と言っても業者が買取した車を登録抹消して再登録したり、もしくは海外で販売する場合も有るので、出来るだけきれいにしておいた方が良いでしょう。

綺麗にするポイントは、実際に車を売却する場合の査定と同じと考えて良いでしょう。例えば私物はすべて降ろしておいた方が無難です。査定をするときに邪魔になる上に、印象も悪いので査定額が下がる恐れもあるからです。たくさん荷物が載って車内が汚れていると丁寧に乗っていない印象を与えてしまいます。

また査定の際には事故歴が無いかどうかも確認します。その時に良く確認するのがトランクの内側です。修理歴は内側に残っていることが多く、その為トランクの中に荷物が残っていると荷物をおろさなければならず、非常に手間がかかます。またカーペットをめくることも有るので、室内もきれいにしておいた方が無難です。このように室内やトランクルームを整理しておくことで査定の時間が短縮できる上に丁寧に乗っているという印象を与えるので、査定に良い影響を与えることが多いのです。

また、事故車や水没車など動かなくなった車の場合には、一般的に査定の際には業者はエンジンルームを中心に査定します。エンジンルームは普段はあまり掃除などをしない人が多いようですが、出来ればきれいに掃除しておくことが査定額を少しでも高く出来る要因となります。埃を取っておくだけでも査定額に大きく影響することが有るので、注意しておくことが重要です。

書類については、廃車に必要な書類一式をすべて用意しておくことが必要です。具体的には印鑑登録証、車検証、納税証明書、自賠責加入証明書などです。さらに廃車を業者に委託するための実印の押印された委任状も必要になります。詳細には業者によってその内容は若干異なりますが、具体的に指定があるのでそれに従うことが必要です。良い準備をして出来るだけ高い査定額を得ることが大切です。